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【タバティの活動、そして、これから】たばてぃ

Lauqhter ラクターで活動を始めて、8か月が過ぎようとしています。改めて、進みたい方向性が見えてきました。プロフィールを整理してみました。
10年間務めた校長職の一貫した経営理念は、「いじめ・不登校・自殺のない笑顔溢れる学校づくり」です。子どもたちが笑顔でたくましく表現し合い、いじめや不登校もほぼなくなり、あったとしても早期解決してきた「実践と理論」を基に、2023年度から「いじめ・不登校・自殺を生まない笑顔溢れる学校づくり(予防教育)」をテーマに全国で講演活動や研修会講師を務めています。講演会・研修会のテーマは三つです。

1 「いじめ・不登校・自殺を生まない笑顔溢れる学校づくり」そのヒントを10の視点から提案しています。
2 「意見をつなぐ学び合い」授業づくり。授業理念は、「全員思考の活用・全員発表・全員完了」を目指します。あくまでも、理念で、子どもたちみんなで、主体的に作り上げる授業づくりです。
3 「教育漫才」。ねらいは、「コミュニケーション力と人間関係作り」で、いじめの撲滅を図ります。この三つのテーマを掲げ、講演活動や研修会講師として、全国津々浦々、「子どもたちが笑顔になる学校づくり」を提案します。講演活動で啓発を行い、研修会で継続的に先生たち自身が、子どもたちを指導できるようアドバイスをします。

1 「いじめ・不登校・自殺を生まない笑顔溢れる学校づくり」について
文科省「児童生徒の問題行動・不登校調査」(R5・10・4付け)によると、いじめの件数68万1948件、不登校数は、29万9048人、自殺数は411人です。いじめ、不登校は増加傾向にあります。いじめの数え方の変更や、社会的に不登校に関して寛容になりつつある影響もあるでしょうし、コロナの影響も少なからずあるでしょう。しかし「学校の主人公」が学校を離れることはおかしくないでしょうか。「学校が居心地よければ、楽しければ、子どもたちは離れるだろうか」。
この視点にたって、「教育課程や授業づくりの創意工夫」をすれば、学校の空気が変わり、いじめや不登校は減少していく、否、なくなっていきます。10年間の学校経営から見えてきた子どもたちの笑顔溢れる学校づくりのヒントを現場の先生たちや子どもたちに寄り添いながら共に探っていきたいと考えています。
働き方改革では、2023年、年間を通して平均勤務時間外26時間を達成しています。
今年度すでに、企業研修2回、文教大学、高知県教育委員会主催東部研修会(室戸)、越谷、高知県教育委員会主催西部研修会(幡多)、東洋大学(板倉)等実施しています。

2 「意見をつなぐ学び合い」(主に国語)について
2時間設定し、先生たちへの概論を60分。60分の模擬演習授業を体感してもらいます。これを踏まえて、その後、ニーズがあれば教室に入り、2時間から3時間で「意見をつなぐ学び合い」授業を飛び込みで行います。実績として今年度は、八潮市3校、越谷市1校、茨城、愛知、大阪A、神奈川、大阪Bの小学校で2時間から3時間授業を実施しています。zoomでの研修も行いました。また、国語校内研修のアドバイザーとして6年間継続している学校もあります。

3 「教育漫才」研修について
「全校・学年・学級教育漫才」等要請に応じて、先生たちに「教育漫才導入」の仕方や手順(60分)を教え、その後教育漫才演習(60分)をコンビで体験してもらいます。これを踏まえて、その後ニーズがあれば、実際に子どもたちの教室に入り、2時間から3時間で「教育漫才」授業を飛び込みでも行います。実績として今年度は、愛知、高知、京都、徳島、神奈川等で授業を行い、東京理科大学では「教育漫才の可能性」テーマに講演を実施しました。zoomでの研修も行いました。

2023年4月 Lauqhter(ラクター)設立の理念に共感して所属し、講演活動、研修講師、執筆活動等を開始。お声かけくだされば、全国各地に馳せ参じます。