スタッフメンバーのご紹介
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代表理事
落語教育家 楽亭じゅげむ(小幡七海)
学生時代は関西の女子大学で唯一の落語研究会に所属。地域のイベント、老人ホーム、お寺や神社等、屋内野外関わらず様々な場所で落語活動を行う。第1回尼崎落研選手権では「特別賞」受賞、第13回全日本学生落語選手権策伝大賞にて「敢闘賞」受賞、第14回全日本学生落語選手権策伝大賞にて、「最優秀賞」受賞。その経験を経て、落語を知らない人達へ落語の魅力を伝えるために京都市にて小学校教員になり、落語クラブを設立。落語を演じる子どもたちから滲み出る「個の魅力」「人を笑わす喜びを感じられる落語という教材」に他に代えがたい価値を感じ、「落語を教育カリキュラムにして全国へ広めよう!」という思いから教員を辞め、「落語教育家」として活動。Lauqhter(ラクター)という個人事業を立ち上げる。花まる学習会にて、子どもの魅力を引き出す教育現場に携わりながら、幼稚園から大学生、企業研修等、 全国各地で落語出前ワークショップを行っている。
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理事
漫才教育家 ピン芸人かける
【プロフィール】
お笑い芸人としてよしもとクリエイティブエージェンシーからデビュー。MC、落語、インプロバイザーとしても活動。 また表舞台に立つ一方で、テレビやライブ、YouTubeの構成作家、演出、アイドルのプロデュースなど裏方としても活動。近年はお笑いに教育的価値を見出し、教育の現場で年中~小学6年生までの子ども160人に毎週「メシが食える大人」になるための授業を行う。漫才ワークショップでは、芸人と教育の知見を活かし、子ども同士での漫才や、親子漫才など「漫才教育」を通して、日常を面白がれる人を増やしている。
【実績】
◆中学校
品川女子学院(コミュニケーションの楽しさを学ぶためにインプロの授業を行う)
◆学童
・Bunbu学院(1から漫才を作って漫才公演を行う漫才ワークショップを実施)
・コサイエ(芸人のリアクション、漫才作り、漫才公演までのワークショップを開催)
◆学習塾
・花まる学習会(漫才を実際に作る漫才ワークショップを実施)
・スクールFC(日常からボケを見つけ出し、ツッコむ体験、漫才をやるワークショップを実施)
・西郡学習道場(言葉遊び、ツッコミ探し、ネタ作り、漫才をやるワークショップを開催)
◆企業
・TOKYO創業ステーションStartup Hub Tokyo(お笑いに学ぶ自己紹介セミナー開催) -
講師
楽亭 えみりー (吉田 恵実子)
子どもの頃落語を学び、「落語教育の素晴らしさ」を体感してきた一人。落語教育講師として活動中。
【えみりーからのメッセージ】
小学3年生の時に初めて生の落語を見て以来、大学生の今に至るまで落語が大好きです。当時小学校には落語クラブがあり、本物の落語家の師匠から3年間毎週稽古をつけてもらっていました。一番好きな噺は、最後に自分で演じた「たらちね」です。小さい頃は人前に出るのも苦手なシャイな子供でしたが、落語を聞きそして演じる中で、自分自身で面白いものやことを発見すること、そしてそれを人に伝えることの楽しさを知ることができました。
落語の物語には、ヒーローと悪役だけではなくて、どこか抜けている与太郎や、早とちりで知ったかぶりな熊さん、困った時に一緒に悪知恵を働かせてくれるご隠居さんなど、私たちと等身大の個性豊かで愉快な登場人物がたくさん出てきます。落語を演じることは、そんな彼らの視点から世界を眺めてみることなんじゃないでしょうか?
今も昔変わらない「人間らしさ」がたくさん詰まった落語の魅力を楽しみながら、私たちの毎日にも隠れている小さな面白さや楽しさを見つける、そんな時間を皆さんと一緒に作っていけたら嬉しいです。