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聞かせる力・聞く力が鍛えられる「落語」という教材

昨日は、おじいちゃんおばあちゃん10名、子どもたち10名ほどの集まる場所での落語教育ワークショップでした。

最近私のワークショップのメインにしているのが、私の作った小噺の穴あきを渡し、くすぐり(ボケ)を考えてもらうコンテンツです。

くすぐりを考え、想像して自分で笑う子どもたち。
私のリアクションで喜ぶ子どもたち。
どんな答えも、まずは自分で表現したことを認めた上でより良くなるポイントを伝えてブラッシュアップします。
グループで発表し合い、代表を決めてもらいました。
いつも「やりたい人?」と聞くと手が上がらないことが多いのですが、代表として選ばれた子たちは臆することなく高座に上がり、堂々と落語を行うことができました。
まずはみんなに選んでもらい、「自分の考え、面白いんだな!」と思えた上で舞台に向かえるのがポイントだったように思います。
今回最高だったのが、同世代だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんに「それ良いじゃない!」と言ってもらえること。
無条件に褒めてくれるから、子どもたちも嬉しいんだろうなと思います。

これまた驚いたのが発表の時間。
子どもたちは間が空くと隣の子と話したくなるのですが、みんなの落語発表の間、「グッ」と前のめりになり聞く姿勢を整えて、友達の落語を聞いて大笑いします。
穴あき部分、「この子はどのような言葉を入れたのか、聞きたい!」という気持ちが先行しているので、私語なんか起きません。

校長先生の話が長いと感じてしまう、先生の話を聞かないのって、どんな話が来るかわかっていないこと、「この後どうなるか聞きたい!」という聞かせ方ができていないのが要因なのかなと、発表の時間を通して感じました。

より聞かせるためにどうしようか、というワークショップもできそう。
そこで必要になってくるのが「間」ですね。
 
聞かせる力、聞く力が鍛えられる「落語」という教材の素晴らしさを実感した日でした。