リアルとオンラインハイブリット落語授業 @ 柏市立大津ケ丘第一小学校
◆詳細
【日程】オンライン:7月6日(火)・リアル授業:7月9日(金)
【対象】4年生25人 2クラス
【時間】オンライン:1時間・リアル授業:2時間
【内容】
オンラインにて落語とは何かを学び、班で落語の物語を創る。
リアル授業としてお伺いし、1時間は稽古時間、最後の1時間で班発表&(希望者のみ)個人発表会。最後の発表会は保護者へオンライン配信を行う。
◆授業の流れ
①落語とは何かを知る
②小噺を皆で練習
③穴あき小噺、自分なりに考えてみる
④お蕎麦を食べるシーンをやってみる
班でオチも含め物語を創る
※⑤皆で動画を使った稽古
※⑥発表会
※→リアル授業にてこれから行う授業
◆オンラインとリアルのハイブリットについて
昨年度にお声かけいただき、落語授業を行っていた。リピートの声をいただき外部講師として今回も国語の「ぞろぞろ」という単元の3時間分を私が持たせていただく。担当の先生が地区の「オンライン授業」研究担当。ご自身のオンラインの取り組みを地区の学校に紹介したり、オンライン授業研究の代表を務めているとのことで、今回は落語の授業でも実験的にオンラインも取り入れた授業を行った。「新しい形の授業を発見出来ました!」と先生と教頭先生。
金曜日には自分たちで創った落語の稽古と落語発表会を行う。稽古では動画撮影をしながら、自分たちの動きがどう見えているかを確認する時間を、発表会では保護者の方にオンライン配信をする。
いつも発表会はすごく素敵な時間になるので、ここを保護者に見てもらえることを嬉しく思う。
公立小学校でここまでオンライン対応を行っていることが素晴らしいなと感じる。
◆所感
教頭先生が個人のFacebookで以下のようなツイートをしてくださった。
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本日、落語のオンライン授業でした。落語教育家の講師小幡七海さんをオンライン上に招き、講座を受け、子どもたちはグループで創作落語をつくっていきました。
子どもたちは始終楽しそう。
ブレイン派、演技派、お笑い派と子どもたちが自然に役割が分かれているのが素晴らしいなと思いました。
これは、担任と講師が事前に打ち合わせをしながらつくっていった授業です。
私も、教師は外部人材と授業をつくるスキルを身につけることは必要不可欠だと思っています。年に一つでもいいから、講師にお任せするのではなく一緒につくっていってほしいです。
そういう意味でもとても素晴らしい授業だったと思いました。今週末、子供達の創作落語の発表会をオンラインで行います。
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落語授業は子どもの輝きを見て大人の心にも響く。
外部講師として公立学校を回るという夢が少しずつ叶えられて来ており、認めていただいたメッセージのように感じて心が踊った。このまま続けてこの活動をしていいんだ、と。なんなら広めるためにもっと頑張らないと行けないなと感じた。
「落語に触れること」を目的にするのであれば、オチの作り方やおっちょこちょいなキャラクターが出てくることを前提に皆で「落語コント」を創るにしても良いなと感じた。
班全員で仕上げたものもやっていくが、1人でやりたい!という子も募り発表会で座布団の上でやってもらう。
今回初めての試みだが、子どもたちの様子を見ている限り全員が前に立てて、楽しめる時間になる予感。
金曜日までに想定を増やし、1人でも多くの子達に落語の魅力と、落語の中で輝きを放てる場を提供する。