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自分を面白いと思えるようになる落語教育

とある中学校の「キャリア探究総合」の時間に、落語を使い、自分らしさと、やってしまった過ちを笑いにする授業を行いました。
落語を教えるのではなく、落語から学べるエッセンスを生かし、自分に置き換えてどのように笑いに換えていくのが良いかを、自分達で探究をします。
12月から3月までの間、週一回全13コマの時間割で開催しました。
対象は中学1・2年生、24名です。

授業を通して自分が面白いと思うかどうか、アンケートを取りました。

0が面白いと思わない、5がとても面白いと思う、です。
授業前はこのように数値がまばらで、3以下が多い印象でした。
しかし、落語の授業を受けた後はこのように変化しました。

3以上に数値が固まりました。
こんなにも変化を遂げました。
0を選んだ子は0人、1の子は、授業前は0を選んでいました。

この結果から私が伝えたいのは、どんな人も、全員が面白い一面を持っている、ということ。
その面白さに気付くことで、自分を愛せるようになり、他の人の面白いところも見つけようと努力をするようになります。
その部分を「個」と呼びます。
あなたは、「個」の愛し生きていますか?
自分の持っている最高の「個」に気付いていますか?
落語教材を使って、是非あなたが、あなただけが持っている「個」を共に見つけましょう!

楽亭じゅげむ