自分の人生にタイトルを付ける
落語ワークショップを行う際、参加者の皆さんには、自分自身に落語家さんのような名前を付けてもらっています。本当の落語家さんは、師匠の名前を一文字もらって師匠に付けてもらいます。
よく考えると、本名は、親や親戚、お寺の和尚さんなど、誰かに付けてもらいますよね。名前を自分が自分自身に付けることってない。でも、私の落語ワークショップでは、自分の好きな単語を並べて、自分に名前を付けます。自分を表す言葉であれば何でもOK!個性が出てとても面白いんです。
≪自分たちで付けた名前≫
メロン家 レモン・さしみ亭 まぐろ・大家族亭長男・めがね家 スリム・ムキムキ亭 マッチョ・吉野家 牛丼並盛・皇帝 ペンギン・セロハン亭 プ・今年で定 年退職
名前にまず自分らしさが出てきます。「自分を表すものとは何か」を考えることで自己分析にもなります。これこそ「自分の人生にタイトルを付ける」ことだなと思います。
私は落語を学ぶことを義務教育化し、自分自身に名前を付けることと、正座をして人前で話し、笑いを取る経験をすること、日本人が皆この経験ができる環境を作ります!