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小学校で190名 出前落語授業

先日坂戸市入西小学校の6年生190名5クラスに向けて落語授業を行った。
今回はclubhouseで知り合ったドローン教育をされている教育事業をされている方に出会い、今回の企画の一コマをいただいた。
企画というのは6年生の「バーチャル修学旅行」
各地相次いで中止とされている修学旅行。入西小学校の先生方はどうにかして修学旅行を行いたいと熱い思いから、一日外部の講師が6時間分授業をし、VRなどを使って授業を行うというものだった。
ラインナップは、
①「ダウンタウンDX」番組プロデューサー西田さんの「日常の視点を変える」授業
②井上創太さんのドローンに触れる、ドローンレース授業
③さえずり山下社長の「eSports」の「好きなことを仕事にする」話
④VRで行くエジプト旅行
⑤プロジェクションマッピング体験授業
⑥落語体験授業


 
5クラス、5組の講師陣、6時間目にクラス対応ドローンレースを行うというもの。
各講師陣が「他の授業を見たい!」というほどのラインナップ。内容も素晴しいが、私は何よりも、これだけの大人が学校で授業をし、これだけの新たな出会い、それぞれの大人の生き方を知れた最高の一日になったのではないかと思う。
最近キャリア教育に非常に関心を抱いている私にとって今回のこの企画は最高のキャリア教育であり、このメンバーの一員になれたことを心より光栄に思う。
呼んでいただきありがとうございました。
 
【落語授業の内容】
目的:落語の面白さを知り、落語を通して人を楽しませるコツを掴む。
流れ:①落語の面白ポイントを知る②仕草、演じ方を皆で練習③紙に書いたお題を落語のように演じてみる④落語を発表
授業ポイント:班に分け、発表した班にはポイントが入る。優勝チームにはじゅげむ先生のサインをプレゼント。また、本当はじゅげむ先生しか座れない座布団、今日だけ座っていいよ!等、できるだけ前に出たい!と思える仕掛けを作った。


所感:今回は各チームに「シークレットミッション」という形で班分のミッションを書き渡し、日常の一コマをどのように落語にするかを考えてもらった。発表したら1ポイント。皆に何をしているか当てられたら1ポイント。笑い点もあれば1ポイント、最高3ポイント貰えるようにした。
「おまんじゅうをたべる」「なっとうを食べる」「電車に乗る」「あかちゃんと遊ぶ」いろいろなジャンルを設定。書いてあるワードを言ってはいけないがそれに関するものであればいい。「そばを食べる」では、ラーメンなどと差別化するために、つゆにつけて食べたり、「うどんよりこれだよね!」という言葉を使ったりしていた。6年生の持っている知識から連想し、表現する。代表一人が発表をするのだが、班の皆は「これもあるといいね!」いいね!とアドバイスしあう。45分という短い時間であるので、時間を長くは取れないが、限られた中で時間いっぱい表現できていた。「どうやって落ちを作ろうかな…」という声も。子どもたちは思い思いの表現をし、友達の落語を見て笑い声であふれていた。私はこの時間に居合わせる幸せを感じる。
友だちがやっているというところで落語に親しみを感じられるのもいい。


 
子ども達が輝きを見せる落語ワークショップ。どんどんと輪を広げていきます!